ちょっと知っ得

今月のテーマ

「原子力発電所」

原子力発電所とは、原子炉を利用して、核燃料であるウランやプルトニウムが核分裂反応をする際に発生する熱で水を沸騰させ、水蒸気で蒸気タービンを動かして発電する発電所のことです。また、原子力発電を行う場所そのものを指します。一般に「原発(げんぱつ)」と略されます。
原子力発電における核分裂反応において必要なことは、核分裂反応を制御することです。核分裂反応の制御とは、開始、持続(臨界)、そして停止。原子力発電においては、これらが自由に制御されなければならず、この核分裂反応を制御できるということが原子力発電と原子爆弾を分ける大きな違いです。そして核分裂反応を制御する装置が原子炉です。
原子炉には様々な種類があり、減速材と呼ばれる中性子の制御を行う素材と、冷却材と呼ばれる原子炉から熱を運び出す素材の2つによって分類されます。減速材としては、黒鉛、重水、軽水などがあり、冷却材としては、炭酸ガスや窒素ガスなどのガス、重水、軽水などがあります。
現在の日本の商用原子力発電では、減速材、冷却材のどちらとも軽水を使用していおり、これは軽水炉と呼ばれます。
日本における電力量の約23%を原子力が担っています(2010年)。